メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

花よりビール・造り手を訪ねて

湘南ビール(茅ケ崎)/さがみビール(厚木) 年間通じ技と設備活用 /神奈川

「湘南ビール」の発酵タンクを前にビールの製造工程を説明する醸造責任者の筒井貴史さん=茅ケ崎市香川の熊澤酒造で

伝統守る日本酒蔵元

 県内に20カ所以上あるビールや発泡酒の醸造所。そのうちの2カ所は日本酒の蔵元だ。蔵元がなぜビール造りを始めたのか。その背景には、伝統ある蔵を存続させるための経営戦略がある。

 湘南に残された最後の蔵元として知られる茅ケ崎市香川の「熊澤酒造」が「湘南ビール」の醸造を始めたのは1996年、大手を除く小規模醸造所としては県内で最初にビールの醸造免許を取得した。日本酒は外気が冷たい冬に醸造し、その技術や設備を年間を通じて生かすため、夏には焼酎を造るのが一般的だった。そこに94年の酒税法改正でビール造りの規制が緩和され、培った醸造技術を生かして小規模ながらも個性的なクラフトビールを造る蔵が出始めた。

 1872年創業の熊澤酒造もその一つだ。6代目蔵元の熊澤茂吉(本名・信也)社長(48)は「湘南で唯一…

この記事は有料記事です。

残り864文字(全文1221文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 余録 中堅メーカーの万年係長…
  2. 写真、職歴、家族、出身校・・・ 辺野古反対派市民の情報ズラリ
  3. 質問なるほドリ 恵方巻き、なぜ大量廃棄? 「在庫なし」恐れ過剰発注 消費者意識も課題=回答・田口雅士
  4. 一気飲み死 遺族が近大生を告訴「介抱役ら119番せず」
  5. 「コナン」に注文殺到 フィギュア出荷10万体突破

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです