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野鳥とともに/1

藤前干潟(名古屋市) 都市近郊に貴重な中継地

藤前干潟で採餌するジキ・チドリ類=名古屋市で、NPO法人「藤前干潟を守る会」梅村幸稔さん撮影

 藤前干潟は、愛知県と三重県に挟まれた伊勢湾の最奥部に広がる干潟です。その最奥部には、かつて広大な面積の干潟がありましたが、1950年代以降、港湾開発などで埋め立てられ、名古屋市南西部の沿岸に残るのみになりました。そこには、春と秋に南半球と北半球を行き来するシギ・チドリ類や、日本で越冬するカモ類やカモメ類など、多くの野鳥が訪れ、国内有数の渡り鳥の渡来地となっていました。

 この場所に、ゴミ最終処分場の建設計画が持ち上がったのは84年のことです。計画に対し、市民グループや自然保護団体による粘り強い保全活動が行われました。10万人を超える請願署名が集まり、環境影響評価準備書に対する意見書の提出や名古屋市民によるゴミ減量への取り組みなども相まって、99年に計画中止となりました。2002年には国際的に重要なラムサール条約登録湿地にも指定され、保全とワイズユース(賢明な利用…

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