メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

考・皇室

課題検証/4 「皇太子同様」どこまで 秋篠宮さま、待遇や位置づけ

皇太子ご一家と秋篠宮家の待遇

 皇室典範は、皇太子について短い文でこう規定する。「皇嗣(こうし)たる皇子(おうじ)を皇太子という」

 天皇陛下の退位に伴い皇太子さまが即位された場合、皇位継承順位1位になられる秋篠宮さまの呼称については一時「皇太子」とする案があった。これが見送られた背景に典範の規定がある。

 「皇嗣」とは皇位継承順位1位の立場にある者、「皇子」は天皇の「子」を指す。秋篠宮さまは皇太子さまの弟であるため「皇子」にはならない。皇室典範は「天皇及び皇族は、養子をすることができない」とも規定する。そのため秋篠宮さまが新天皇となった皇太子さまの養子として皇太子になることもできない。秋篠宮さまが皇太子になるには皇室典範の改正が必要だ。

 だが典範の改正には安倍政権の支持基盤でもある保守層の抵抗が強い。秋篠宮さまの呼称を皇太子としない政府の方針はこうしたことが背景にある。同様に典範改正が前提条件となる「皇太弟(こうたいてい)」という呼称案も検討の俎上(そじょう)から消えた。「秋篠宮」の呼称は陛下の退位後も続く見通しだ。

この記事は有料記事です。

残り892文字(全文1341文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 安倍首相「改ざんはあってはならない」 森友問題で自殺職員の遺書巡り

  2. 政府、全国民に現金給付へ 「リーマン対策」の1万2000円超す額で検討 新型コロナ対策

  3. 東宝が演劇公演20日から再開 帝国劇場、シアタークリエ、日生劇場

  4. 「全ては本省主導」 「怖い無責任な組織」 決裁文書改ざん問題で自殺した男性職員の手記

  5. 「呪われたオリンピック」麻生副総理が国会答弁 「40年ごとに問題起きている」

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです