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対談・人工知能

(3)押し寄せる「第三の波」 人間はどう対処していけばいいのか

「オートモーティブ・ロボティック・インダストリ」社のアモス・ゴレン社長が開発した人工知能(AI)搭載の完全自動警備車両「アムスタッフ」=2016年5月、大治朋子撮影

 前人工知能学会会長の松原仁・公立はこだて未来大副理事長と本紙観戦記者の金沢盛栄・学芸部編集委員による対談最終回は、碁・将棋ソフトの進化にとどまらず、人工知能(AI)の実社会への応用まで話題は広がった。自動車の自動運転をはじめ、医療診断や金融工学の進化、労働現場のロボット進出……など、AI実用化への期待値は高まるばかりである。「第三の波」が押し寄せてきている現在、私たちはどう対処していけばいいのか――。「深層学習(ディープラーニング)はまだ万能ではない。えてしてブームは過剰になるでしょ」と語る松原さん。その目線の先に、人間の進むべきヒントが隠れていそうだ。【構成・中澤雄大/統合デジタル取材センター、最上聡】

 金沢 「深層学習」は、これは猫だという画像認識などから向上したのですか。

 松原 パターン認識画像……例えば人の顔の認識とか医療とか、ごく初期の肺がんをレントゲン写真から見抜くとか、そういうことが得意なんです。ご存じの通り、碁はパターン認識の部分があるでしょ。だからグーグルはパターンから記号、意思決定に向かう例題の途中でちょうどいい素材として碁を選んだんです。

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