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運転手の雑談自粛 京都で運行

「サイレンス車両」の車内=京都市南区で2017年4月12日午前11時15分、宮川佐知子撮影

 静かな環境でタクシーに乗ってもらおうと、京都市南区の「都(みやこ)タクシー」が「サイレンス車両」の運行を始めた。最低限の会話を除き、運転手からは話しかけない。同社によると、全国初の試みという。

     きっかけは、今年2月にあった社員による「アイデア発表会」。営業担当の網島透さん(44)が飲み会の帰りに乗ったタクシーで「景気が悪いね」と話しかけられ、相づちを打つのが面倒だった経験から発案した。

     3月下旬から、市内を走る10台に説明文を掲示して試験導入。あいさつする▽行き先を尋ねる▽客からの質問に答える--などの場合を除き、雑談を自粛することとした。

     これまでに、運転手から「愛想が悪いと受け取られる」、客から「おしゃべりしたいのに物足りない」という反対意見もあったが、逆に「京都に行ったら利用したい」「そういうサービスが欲しかった」という肯定的な声もメールや電話で十数件寄せられたという。

     網島さんは「タクシーのサービスやおもてなしとは何かについて、多くの人の意見を聴いてみたい」と話している。空車があれば予約可能。問い合わせは075・671・6101。【宮川佐知子】

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