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被災障害者

支援考える 熊本地震1年、当事者ら体験報告 国会内で18日、参加希望者を募集 /東京

熊本地震で被災した熊本県御船町の知的障害者施設「第二明星学園」。環境の変化が苦手な入所者たちが、集団での避難を余儀なくされた=2016年5月

 東日本大震災や熊本地震で被災した障害者やその家族が自身の体験や課題を語る報告会が18日、国会内で開かれる。熊本地震の発生から14日で1年になるのを機に、障害のある人たちを孤立から守る避難、支援のあり方を考える。主催者は参加希望者を募っている。【野倉恵】

     熊本地震の被災地から出席するのは、車椅子利用者で弁護士の東俊裕さん。東さんは地震発生から6日後、「被災地障害者センターくまもと」を発足させ、損壊した自宅などで孤立していた障害者ら約500人を支援した。

     東日本大震災で被害を受けた岩手県からは、県視覚障害者福祉協会理事長の及川清隆さんが参加する。震災後の復興事業で道路や街並みが一変したり、支援者が引っ越したりしたため、視覚障害者の外出が困難になっている実態について話す。

     岩手県内では震災時、35人の視覚障害者が逃げ遅れなどで死亡。及川さんは「大きな災害時に障害者が犠牲になりやすい構造は、駅ホームからの転落死といった平時の危険と根は同じ」と訴える。

     福島県南相馬市にある障害者支援施設「ぴーなっつ」の郡信子施設長も体験を語る。東京電力福島第1原発から24キロ地点にある「ぴーなっつ」は原発事故で屋内退避が必要な区域とされた後も、利用者を受け入れ続けた。

     パネルディスカッションには、知的障害者とその家族で作る「熊本市手をつなぐ育成会」副会長の西惠美さんも登壇する。知的障害の長女を持つ西さんは「避難所で並べず食料を受け取れなかったり、車中泊せざるを得なかったりした親子が多かった」といい、こうした体験を踏まえ、課題解決の道を探る。

     報告会は18日午後0時半、千代田区永田町2の衆院第2議員会館1階多目的会議室で。参加無料。参加希望者は14日、主催の「日本障害フォーラム」(03・5292・7628)に申し込む。

    〔都内版〕

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