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学校とわたし

著名人が自身の学校生活を振り返ります。

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勉強の仕方見えた聞き書き=詩人 アーサー・ビナードさん

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アーサー・ビナードさん
アーサー・ビナードさん

 小学校の頃から学校が嫌いでした。左右反対の鏡文字を右から左に書く「読字障害」を持っていたのですが、家庭や入学前に通うキンダーガーテンでは「自分で切り替えられるようになるまでは、そのままでいい」と、理解してもらえました。ところが、小学2年の頃に強制的に直すように何回も言われ、不登校になりそうになりました。

 そんな時、母は「行きなさい」とは言わず、自分も小2の時に学校に行きたくなくなり、ポイズンアイビー(漆の一種)を体に塗って1週間休んだ話をしました。「体中がかぶれてひどい目に遭ったのに比べれば、学校は友達に会えるし、悪いことばかりじゃない」と聞き、通い続けることができました。それでも学校が型にはめようとするのが嫌で、図書館に入り浸っては好きな本を読んでいました。

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