メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

記者の目

豊島 産廃不法投棄事件=内山勢(教育事業本部兼編集編成局)

豊島を出る廃棄物輸送船の最終便(手前)=香川県土庄町で3月28日、本社ヘリから幾島健太郎撮影

 ◆内山勢(つよし)

ザル法と不作為の果て

 香川県土庄(とのしょう)町の豊島(てしま)に投棄された産業廃棄物の直島(同県直島町)への搬出が3月28日に完了した。1990年11月16日、兵庫県警が廃棄物処理法違反(無許可の事業範囲変更)容疑で摘発。高松支局の県政担当だった私は4日後、香川県の調査団とともに現地に入った。あれから27年。当時戦後最大の50万トンともいわれた産廃不法投棄事件は、規制の厳格化など、その後の国の廃棄物政策に大きな影響を与えた。当時を知る者として事件の深層を再考したい。

 豊島は、壺井栄の小説「二十四の瞳」で有名な小豆島の西方約3・7キロ、瀬戸内海国立公園内に浮かぶ風光…

この記事は有料記事です。

残り1829文字(全文2125文字)

おすすめ記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 意識不明の巡査 手術で快方に向かう 拳銃強奪
  2. 金融庁「老後最大3000万円必要」独自試算 WGに4月提示
  3. 同級生に一方的恨みか 交友でトラブル 名前使って110番 拳銃強奪
  4. 「古瀬がんばれ!!」五郎丸選手が佐賀工ラグビー部後輩の巡査に励ましメッセージ 交番襲撃
  5. ピエール瀧被告に判決 懲役1年6月、執行猶予3年 麻薬取締法違反で

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです