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雨のち晴れ

暖冬、ファンヒーター大量在庫 ダイニチ工業社長・吉井久夫さん

2001年12月、念願の年間生産台数100万台を達成した。右から5人目が吉井さん=新潟市の自社工場で

 大学を卒業後、実家の電器店に就職しましたが「暖房機器製造会社が電気分野に詳しい人を探している」と知人の社員に誘われ、25歳で入社しました。従業員数は80人に満たない小さな会社で、資材調達から電気回路設計まで何でもこなしました。

 主力は当時も今も石油ファンヒーターです。灯油を使っているのに、においやすすが少なく、安全で暖まるのも早い。マッチなどで火を付ける従来型ストーブからの買い替え需要を取り込み、市場は右肩上がりでした。当社も規模拡大してきましたが、1999年6月に社長に就任する直前、流れが変わりました。

 暖冬の影響でまったく売れなかったのです。98年度は64年の会社設立以来、初めて赤字に転落しました。競合大手は、たくさんある製品の一つが売れなかっただけかもしれません。しかし当社にとって7億円の赤字は大きなものでした。

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