アダルトビデオ(AV)への出演強要や意に反する内容の撮影などを問題視した報告書を人権団体が公表してから1年。AV業界に提言を行う第三者機関「AV業界改革推進有識者委員会」が4月に発足し、17日に会見が行われた。大学教授や弁護士ら有識者4人で構成され、出演強要を防ぐ仕組み作りについて提言を行う。業界の改善に大きな期待が寄せられる一方で、規則には法的拘束力がなく課題も残る。【中嶋真希】
同委員会の代表委員は、「芸術と法」が専門の志田陽子・武蔵野美術大学教授。企業が不祥事を起こした際に…
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