宮本浩次

「エレカシ」デビュー30年迎えベスト盤 仲間と駆けた苦楽を詰め

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 「継続は力なりって本当だなって思います」。デビュー30周年を迎えたロックバンド「エレファントカシマシ」のボーカル、宮本浩次(ひろじ)(50)はしみじみ語る。先月、大阪城ホールで開いた記念コンサートには約9000人が訪れた。「誰が想像しただろう。昔はお客さん15人くらいだったんだから」。苦難も力に変え、走り続けてきたバンドの歴史を彩るベスト盤「THE FIGHTING MAN」が発売された。

 中学や高校の同級生4人でデビュー。業界で注目されるも売り上げが伸びず、1994年にレコード会社との契約が切れた。「一番つらかった時期」。それでも「若い私には音楽的に絶対いけるという確信があった」。どん底から生まれた新境地「悲しみの果て」で96年に再デビューし、翌年の「今宵(こよい)の月のように」はバンド史上最大のヒット曲に。「当時のことがちらっと浮かんじゃったのかな。グッときちゃって」。大阪城ホ…

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