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あおもり人模様

県内唯一のアルパ奏者・小野華那子さん(23) 自由な表現方法魅力 /青森

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アルパ奏者の小野華那子さん=青森市新町2の新町キューブで
アルパ奏者の小野華那子さん=青森市新町2の新町キューブで

 <あおもり人模様(ひともよう)>

 約15年前のクリスマスの朝。布団から起き上がると、大きなケースが目に入ってきた。眠たい目をこすりながら開封すると、中にあったのは小型のアルパだった。

 アルパとの出合いはその数カ月前。母が連れて行ってくれた青森市でのコンサートで初めて目にした。音の美しさももちろんだが、楽器自体のフォルムにもひかれ、すっかり心を奪われた少女は「アルパを習いたい」と自然に口にしていた。

 スペイン語でハープを意味するアルパには長さの異なる約40本の弦があり、高さは150センチほど。日本ではまだあまり知られていない中南米の民族楽器だが、興味深いのは楽譜がないことだ。本場・パラグアイでは元々、楽譜を読める人が少なく、曲や演奏法は目と耳で伝承されてきたという。そのため他の楽器と比べて表現方法は自由で、それが魅力の一つになっている。

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