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論点

緊迫する朝鮮半島情勢

李鍾元・早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授=隈元浩彦撮影

 朝鮮半島情勢が緊迫している。トランプ米大統領は原子力空母を急派し、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮への軍事行動も辞さない構え。一方、北朝鮮は米国に「核の雷を落とす」と挑発し、ミサイル発射をやめる気配はない。米朝の狙いは。今後の見通しは。衝突回避のために国際社会は何をすべきなのか。

 北朝鮮は16日、ミサイルを発射し、失敗した。米韓合同軍事演習への対抗上、短射程ミサイルの発射はこれまでにもあったことだし、レッドライン(越えてはならない一線)を探る狙いもあったのだろう。4月いっぱいは合同演習が続き、25日には朝鮮人民軍創建85周年を迎える。予測は難しい。

 今回のチキンレースは、北朝鮮による核実験の「兆候」に米国がかつてない巨大な軍事的圧迫を加えることで始まった。だが本当の危機の到来は、核実験よりも米本土に届く大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験ではないか。その意味ではまだ序幕だ。

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