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OBへの「先輩証」廃止 天下り横行の温床と判断

文部科学省が廃止した先輩証

 文部科学省は18日、希望する同省OBに渡していた入構証を3月末で廃止したと明らかにした。「文部科学省先輩証」という名称と、持ち主の名前が記載されたカードで、入り口で見せると省内に自由に出入りできた。天下り横行の温床になったと判断したという。

 先輩証には退職時の所属部署も記載され、裏面には「入構の際、便利となります」と書かれていた。同省人事課によると、2000年度から、退職時に国立大学法人、独立行政法人などに所属した職員を含め、本省勤務歴のある部長級以上のOBで申請をした人に渡していた。延べ1000枚を発行。他省庁に同様のカードはないという。

 18日に開かれた、天下りあっせん問題の再発防止策を話し合う有識者会議で同省が報告した。今後はOBも一般の人と同様、名前や訪問先の部署名を紙に記入し、訪問先の許可を得てから省内に入ることになる。【伊澤拓也】

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