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明日がみえますか

第4部 続・マンション漂流/1 修繕費+リベート=積立金 つけこむコンサル

大規模修繕工事のリベートの構図

 

 信頼は失望に変わった。約2年前、初の大規模修繕を控えた埼玉県の高層マンション。コンサルタントが管理組合に示した工事の概算額は、住民がためた修繕積立金とほぼ同じ4億円だった。「積立金を使い切ろうとしているのでは」。修繕委員長の40代の男性は不信感を覚えた。

 東京の設計事務所をコンサルに選んだ決め手は、他社の3分の2というコンサル料の安さだった。仕事も丁寧だった。担当者は会社の規模や実績など自ら決めた「条件」で応募業者を約10社に絞り、こう言った。「見積額は各社とも概算とほぼ同じになるでしょう」

 談合ではないのか。管理組合で話し合い、「別の業者からも見積もりを取る」とコンサルに告げた。応募条件…

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