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佐藤が継ぎ歩攻め 第2局2日目

封じ手を開封する前に駒を並べる佐藤天彦名人(右)と挑戦者の稲葉陽八段=青森県弘前市の藤田記念庭園で2017年4月21日午前8時51分、佐々木順一撮影

 佐藤天彦名人(29)に稲葉陽八段(28)が挑戦、稲葉の1勝で迎えた第75期名人戦七番勝負第2局(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛、青森県弘前市、同市教育委員会、名人戦弘前市実行委員会後援)は21日、弘前市の藤田記念庭園で2日目の対局が始まった。

 稲葉、佐藤の順に対局室に入室し、記録の杉本和陽四段が読み上げる前日の手順を盤上に再現。28手目まで進んだところで立会の屋敷伸之九段が稲葉の封じ手を開け、「6六銀です」と読み上げた。

 定刻午前9時に屋敷九段が再開を宣言、2日目の対局が始まった。

 稲葉は7筋の歩の取り込みを許したが、角を追ってから5八玉と玉を移動し佐藤の動きを待った。

 解説の行方尚史八段は「封じ手以降の展開は予想外ですが、4五歩から3五歩と稲葉八段の大胆な指し回しが目を引きます。受け身ではありますが強い受けで持ち味を十分発揮していると思います。佐藤名人は自然に対応しています」と語った。

 佐藤は8六歩から8五歩の継ぎ歩攻めに出た。

 稲葉が47手目を考慮中の午後0時半、昼食休憩に入った。残り時間は稲葉3時間20分、佐藤3時間3分。同1時半再開。【山村英樹】

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