米商務長官
WH原発履行を要求 世耕氏にクギ
毎日新聞
2017/4/22 大阪朝刊
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ロス米商務長官が18日に東京都内で開かれた世耕弘成経済産業相との会談で、経営破綻した東芝子会社の原子炉メーカー、ウェスチングハウス(WH)の原発建設計画を巡り、確実な計画の履行を求めたことが分かった。計画が頓挫して、地元雇用などへの影響が出ないようにクギを刺した形で、米国側の東芝の経営再建に対する関心の高さをうかがわせた。
WHは米国で4基の原子炉を建設中だが、工期の遅れなどで建設費用が増加して損失が増加。東芝がWHについて3月末に米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請した。WHは裁判所の管理下で債務を整理して身軽になったうえでの再建を目指している。
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