カメ

新駆除法「日光浴わな」大木町が挑戦 甲羅干し習性利用、生けすにポチャン 試作品設置、来月から5地区で本格化 /福岡

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
石丸山公園の堀に浮かぶ日光浴わな。陽気に誘われて多くのカメが上ってくる
石丸山公園の堀に浮かぶ日光浴わな。陽気に誘われて多くのカメが上ってくる

 外来種のミシシッピアカミミガメの被害に悩む大木町は今年度、新しい駆除方法に挑戦する。甲羅干しをする亀の習性を利用し、水中に浮かべた生けすに落とし込む「日光浴わな」。先進的に取り組んでいる兵庫県東播磨地区の関係者に指導を受けて試作品を設置し、期待は膨らんでいる。【上田泰嗣】

 米大陸原産のアカミミガメは戦後にペットとして大量に輸入された。飼えなくなって放されたり、逃げ出したりした個体が野生化。全国で確認され、生態系への影響が懸念されている。

 農業用クリーク(堀)が縦横に張り巡らされ面積の14%を占める大木町でも、ハスやヒシなどの植物が食害に遭い、対策が求められていた。昨年から駆除1匹当たり200円を交付する制度を作り、地域単位で取り組んでいる。100メートルの範囲で500匹以上が取れた地域もあった。しかし、水中に仕掛けたカニ籠で捕らえた亀が窒息死し異臭を出すほか、住民には亀を苦しめることに対する抵抗感もあったという。

この記事は有料記事です。

残り310文字(全文723文字)

あわせて読みたい

注目の特集