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特集ワイド

エンゲル係数、4年連続上昇 「食」に映る社会のSOS

子ども食堂「キタクマ」でデザート作りを手伝う子どもたち=東京都北区で7日

 かつて教科書で習った「エンゲル係数」が4年連続で上昇しているという。係数が高いほど生活水準は低いことを意味する経済指標だが、実際はどうなのだろう。「異変」の現場を歩いてみた。【鈴木梢】

 東京都北区の区民施設。キッチンから、カレーの匂いが漂ってくる。「おなか減ったー。ご飯まだ?」。夕方、子どもらが続々と集まってくる。

 この施設を使って月2回運営する子ども食堂「キタクマ」は昨年5月、地域の助け合いのために設立された。子ども食堂は貧困対策とみられがちだが、それがすべてではない。シングルマザーや夫婦共働きの家庭の子ども、高齢者など利用する人はさまざまだ。業務用のスーパーで食材を安く購入したり、寄付されたコメを使ったりして経費を抑え、81人が参加したこの日のカレーやデザートの材料費は計8477円。子どもは無料、大人は…

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