特集

第79期名人戦

渡辺明名人に斎藤慎太郎八段が初挑戦する第79期名人戦を特集します。棋譜中継は「棋譜・対局結果」からご覧いただけます。

特集一覧

将棋

第75期名人戦七番勝負 佐藤天彦名人-挑戦者・稲葉陽八段 第1局の9

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷

いざ決戦! 観戦記・関浩

 図の局面で立会の塚田九段が封じ手時刻の到来を告げた。

 佐藤は返事の代わりに「ハーッ」と大きなため息をついた。指し手は決まっていない印象を受けた。その後もため息とうなり声を上げながら考え続け、「じゃあ、封じます」と言って座を立ったのは、午後7時2分。結局78分を投じた。

 そして翌朝。塚田九段が開封した封じ手用紙には、持ち駒の歩に丸印が付され、そこから2五に矢印が伸びていた。「封じ手は[先]2五歩です」。塚田九段が宣言して2日目の戦いが始まった。

 控室でも本命視されていた一手である。ほかに[先]9五歩[後]同歩[先]7五歩と左辺から仕掛ける手も考えられた。

この記事は有料記事です。

残り316文字(全文608文字)

【第79期名人戦】

時系列で見る

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集