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5月1日のクールビズ解禁を前に、百貨店各社が紳士服の売り上げを伸ばすため、新商品の投入で需要創出を目指している。高機能の薄手ジャケットやポケットチーフの品ぞろえを充実させるなど「フォーマルさ」を重視したり、くるぶし丈の「アンクルパンツ」で軽快な「カジュアル感」を演出したりと、各社がそれぞれの戦略をアピールしている。
高島屋は今年初めて、洗える絹ジャケットや革靴、バッグを販売する。独自商品の開発を進め、昨年発売した和紙ジャケットは国産衣料を表彰する「Jクオリティーアワード」特別賞に選ばれた。今年は防水加工を施した絹糸を使用したジャケットや、内側に防水抗菌フィルムを貼った革靴を開発。藤井卓郎セントラルバイヤーは「高島屋らしい付加価値のある商品提案をしたい」と意気込む。
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