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特集ワイド

森まゆみさんと語る世相 リアリティーなき「脅威論」 何が真実か、見極めて

グラスを傾けながら語る作家の森まゆみさん=東京都文京区の居酒屋「岩手屋」で2017年4月18日、藤井達也撮影

 初夏が近づいてきた。心弾む季節のはずが、何だか不安である。テレビのワイドショーは連日「北朝鮮危機」一色だし、その裏で「共謀罪」の国会審議が、国民的議論にならないまま進んでいく。ふと、市井の目線で時代を記録し続ける作家・森まゆみさん(62)の話が聞きたくなった。【吉井理記】

 森さんをお誘いしたのは東北の玄関口、JR上野駅にほど近い東京・湯島の居酒屋「岩手屋」。あの3・11の大津波で蔵が流されたものの、操業を再開した岩手県陸前高田市の銘酒「酔仙(すいせん)」が飲める。三陸の美酒を口に含めば、浮世の憂いも和らぐのでは、とのもくろみであった。

 まだ夕暮れ前。森さんがやってくるまでビールで喉を湿らしながら、数日前に別の飲み屋で耳にした客同士の会話を思い出していた。

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