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和歌山県太地町の鯨類追い込み漁を批判的に描いた米映画「ザ・コーヴ」に対する「反論映画」とされる日本のドキュメンタリー作品「ビハインド・ザ・コーヴ~捕鯨問題の謎に迫る」(105分)が26日、有料番組としてインターネットに初めて配信される。上映予定だった映画館ではホームページがサイバー攻撃を受けるなど困難にも直面してきた。同日が50歳の誕生日という八木景子監督=東京都渋谷区=は「伝えたいのは、どちらが正しいということでなく、捕鯨問題の真実。ようやく広く見てもらえるチャンスに恵まれた」と喜ぶ。
ザ・コーヴは2010年に米アカデミー賞を受賞した。これを機に国際的な反捕鯨の機運が高まり、国際司法裁判所が14年3月、日本に南極海での調査捕鯨の中止を命じた。
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