豊洲市場

築地再整備734億円 都PTが素案

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出席者から案の実現性に疑問視の声が相次ぐ

 東京都の豊洲市場(江東区)への移転問題を検証する都の「市場問題プロジェクトチーム(PT)」(座長=小島敏郎・都顧問)は26日、築地市場(中央区)を734億円で再整備する試算を盛り込んだ報告書の素案を公表した。豊洲への移転案も併記したが、高額な維持管理費などを理由に再整備案を強く打ち出した内容で、出席者からは案の実現性を疑問視する声が相次いだ。

 素案は3月に公表された小島氏の私案を基に、今月8日の市場業者との意見交換会で示された試算を踏襲。築地市場の取扱数量が約30年前に比べほぼ半減していることに言及し、「豊洲はオーバースペック」と強調した。これに対し、出席した専門委員からは作業効率や安全性を踏まえると「再整備のハードルは高い」との指摘があり、老朽化した施設の調査などを求める意見も出た。

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