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国土地理院

戦前の東京 空撮を一目で サイトに公開

国土地理院が公開を始めた1936年ごろの東京駅周辺の航空写真。駅東側に外堀がある。左側の白い部分は皇居、左下は日比谷公園=国土地理院ウェブサイトから

 国土地理院は28日、戦前に撮影した東京23区の航空写真519枚をつなぎあわせ、同院のウェブサイト(https://maps.gsi.go.jp/)で公開した。この広さの戦前の航空写真が見られるのは、国内では例がないという。

 公開を始めたのは、1936年ごろに撮影された世田谷区の一部を除く23区の航空写真。これまでは1枚ずつ公開していたが、ずれがないようにつなぎ合わせ、広域的に見られるようにした。現在の同じ場所の写真とも比較でき、JR東京駅東側の道路が当時は皇居の外堀として残っていたことが分かる。

 同院情報サービス課によると、戦前の航空写真は、37年に東京の地図を更新するために撮影されたと考えられるという。同課は「地域を知るための学習や、河川のあった場所や埋め立て地の確認などに活用してほしい」としている。

 写真には、現在の皇居や迎賓館など白や黒で塗りつぶされた部分があるが、その理由は「資料が残っていないので分からない」(国土地理院情報サービス課)という。【大場あい】

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