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著名人が自身の学校生活を振り返ります。

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常に番長、気が向けば旅に=映画カメラマン・木村大作さん

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木村大作さん
木村大作さん

木村大作(きむら・だいさく)さん

 終戦の翌年に小学校に入学したんだけど、覚えているのは一つだけ。入学直後の4月、校庭に全員集められて玉音放送の録音を聴いたんだよ。おれは東京の赤羽、茨城の水戸、土浦と疎開先を転々としたから、前年8月の放送を聴いていなかった。そういう子も多かっただろうから、ちゃんと聴かせたかったのかな。

 学校では常に番長だったよ。勉強は嫌いだったけど、けんかは強くてね。他の学校の番長とけんかするんだけど、勝った後はそいつの家に行って仲良くなったりして。けんか相手は強いやつばかりで、意地悪はしなかったな。子分もたくさんいた。中学校で生徒会長を選ぶ時、候補者が全員おれに演説を頼むんだよ。おれが応援したら必ず受かるから(笑い)。

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