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くらしの明日

私の社会保障論 高齢者の1人暮らし=白十字訪問看護ステーション統括所長・秋山正子

 高齢者の1人暮らしが増えている。どうすれば1人でも安心して暮らせるのか、考えさせられるできごとがあった。

 もうすぐ90歳になる女性は、都会の集合住宅で1人で暮らしていた。配偶者とは死別し、子どもはいない。親戚はいるものの疎遠で、いまさら頼る気にもなれない。つまり懇意にものを頼める親族と付き合いがなく、都会の団地であり、隣近所との関係もそれほど密ではない。

 それでも、女性宅の玄関口に新聞がたまり、このところ姿を見掛けていないことに近所の方が気づき、動き出した。女性は玄関先で倒れているのを発見され、近所の方の要請で救急搬送された。脱水・栄養失調の診断だったが一命は取り留めた。幸いなことにまひなどは残らずにすんだ。

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