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憲法

施行70年 弾圧は忍び寄る 特高没収、自由訴え 我が子に伝えた画家・岡田徹さん

岡田徹さんが妻の死を悼んで描いた作品の前に立つ長男芳文さん(右)と次男洋一郎さん=千葉県印西市で、山衛守剛撮影

 名古屋を拠点に活躍し、戦後、反戦などをテーマに数多くの作品を残したシュールレアリスムの画家、岡田徹(てつ)さん(1914~2007年)は戦時中、特別高等警察(特高)に作品を没収されるなど厳しい弾圧を受けた。その人生をたどると、抑圧された記憶に終生さいなまれながらも、芸術を通じて表現の自由を訴えようとする姿があった。表現の自由を保障する憲法は3日、施行から70年を迎えた。【山衛守剛】

 「権力は『弾圧する』と言って弾圧はしない。表面的には分からないが、いつの間にかやってくるんだ」。次男で元高校教諭、洋一郎さん(74)=川崎市=は学生時代、父親にこう言われた。「体験から皮膚感覚で分かる人だったのだと思う」と振り返る。

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