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接着技術

生き物に学べ ハムシの技を水中ロボットに

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 東京電力福島第とうきょうでんりょくふくしまだい原発げんぱつのために開発かいはつされたロボットのなかには、クモやヘビのようなかたちをしたものがあります。かたちのほかに、もの能力のうりょくをまねてあたらしい技術ぎじゅつ開発かいはつしようというこころみ(バイオミメティクス)がさかんです。

     ものものをくっつける技術ぎじゅつ開発かいはつ目指めざ研究けんきゅう紹介しょうかいします。二枚貝にまいがいのムラサキイガイは、からだからいとのような物質ぶっしつし、船底ふなぞこつよきます。飛行機ひこうき自動車じどうしゃかるつく接着剤せっちゃくざい開発かいはつできるのではと、研究けんきゅうすすんでいます。

     また、甲虫こうちゅうのハムシは、みずそこでもかびがらずにあるくことができます。物質ぶっしつ材料研究機構ざいりょうけんきゅうきこう茨城県いばらきけんつくば)のグループは、ハムシのあしうらえていてみずをはじき、自然しぜんにできたあわ接着剤せっちゃくざいのようにはたらくことをめました。水中すいちゅう自由じゆううごくロボットをつくるのに活用かつようしようとしています=イラスト参照。

    わたしたちのまわりにも

     バイオミメティクスは、わたしたちに身近みぢか製品せいひん技術ぎじゅつにもひろれられています。先駆さきがけは、衣服いふくについたゴボウのをヒントに発明はつめいされためんファスナーで、化学かがくメーカーのクラレが1960ねんに「マジックテープ」の商品名しょうひんめい発売はつばいしました。2000ねんのオーストラリア・シドニー・オリンピックでは、みず抵抗ていこうすくないサメ肌水着はだみずぎ登場とうじょうしました。V字形じがたみぞ規則的きそくてきならぶサメのはだがヒントになっています。有名ゆうめいなのは、新幹線しんかんせんのパンダグラフ(電気でんき電線でんせんからとるための装置そうち)です。1997ねんがつ登場とうじょうしたJR西日本にしにほんの500系新幹線けいしんかんせんでは、世界せかい一番厳いちばんきびしい日本にっぽん騒音そうおんルールをクリアするため、とりなか一番静いちばんしずかにぶフクロウの羽根はねをまねた仕組しくみがれられました。

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