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自分の性別、自分で選ぶ 手術体験きっかけに情報発信
川口市のJR川口駅西口にある公園で昨年10月に開催されたボランティア見本市。市内の団体が活動を紹介する会場に、川崎市のNPO法人「性同一性障害支援機構」理事長の中山貴将さん(43)の姿があった。
川口市内で引きこもり支援の活動を続ける団体と協力し、「性同一性障害ってなんだろう」をテーマにイベントを企画した。男性はセーラー服、女性は男性の体を模した全身タイツに海水パンツを身につけ、心と体の性が一致しない「トランスジェンダー」の模擬体験をしてもらう。
笑顔でチラシを配る中山さんの呼びかけに、数人の男女が応じた。体験した男性は「心と体の性の不一致が一生続くとしたらつらい。でも個人個人の人生なので、お互いに尊重し合うことが大切では」と感想を語った。
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