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重い心臓病を患う茨城県土浦市の稲本啓(ひろ)君(2)の両親らでつくる「ひろくんを救う会」が2日、県庁で記者会見し、米国で心臓移植手術を受けるための募金を呼びかけた。福井市に北陸支部を設置し、北陸での活動を本格化する。目標額は3億1000万円で、4月27日現在で2億5120万円が集まった。今月中の達成を目指す。
啓君は生後間もなく、心臓の壁が薄く伸びて血液をうまく送り出せなくなる難病、拡張型心筋症と診断された。現在は小児用の補助人工心臓を着けて命をつないでいるが、脳梗塞(こうそく)などのリスクがあり、根本的な治療には心臓移植しかない。
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