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【パリ賀有勇】フランス大統領選の決選投票は7日投開票され、中道・独立系のエマニュエル・マクロン前経済相(39)が、「反移民」や欧州連合(EU)からの離脱を問う国民投票の実施を掲げた極右政党・国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン氏(48)を大差で破った。英国のEU離脱決定やトランプ米大統領の誕生など、自国の利益を優先させる動きが広がる中、仏国民は欧州統合の推進と開かれたフランスを選択した。
1848年に40歳で大統領になったナポレオン3世より若く、仏史上最年少。大統領権限を強めた1958年以降の政治体制「第5共和政」では、伝統的な保革2大勢力に属さない初の大統領となる。
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