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論の周辺

25年単位で歴史を捉える

 現在が歴史の転換点にあるという感覚は、多くの人に共有されていると思われる。だが、どのような節目なのかについてはさまざまな考え方がある。それは歴史の捉え方、描き方によって違ってくる。

 社会学者の吉見俊哉さんが刊行した『大予言 「歴史の尺度」が示す未来』(集英社新書)は、25年単位で歴史を見る視点を打ち出している。タイトルだけを見ると怪しげな未来予測のようだが、『人口論』で知られる英経済学者マルサスをはじめ欧米の代表的な論者の学説を参照しつつ、「歴史の尺度」を掘り下げて論じた本だ。

 25年単位の尺度は、第二次世界大戦が終結した1945年を基準としている。戦後について見ると、45~70年は「復興と成長の25年」であり、70~95年は「豊かさと安定の25年」だ。そして現在を含む95~2020年は「衰退と不安の25年」にあるという。

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