連載

評伝

故人の業績、取り組みを振り返ります。

連載一覧

評伝

重渕雅敏・TOTO元社長死去 商工会議所会頭も 芸術文化貢献

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷

 TOTO社長などを歴任し、北九州商工会議所会頭などを務め、3日に81歳で死去した重渕雅敏氏は、温厚で気さくな人柄が各界各層に親しまれた。

 福岡県添田町生まれ。「彦山川の水を産湯に使った」とよく口にしていた。県立田川高校を卒業後、九州大工学部に進み、「生粋の九州男児」を自負した。また、高校、大学時代から続けてきた水彩画、油彩画の腕前はよく知られ、経済界での芸術文化分野への貢献につながった。

 TOTO入社後は営業に明るい技術職として鳴らした。初の海外進出先となったインドネシアに1978年に赴任し、海外現地生産の先べんを付けた。初代の海外事業本部長として、中国、米国、台湾などでの衛生陶器の生産拠点づくりなどを積極的に進め、同社のグローバル展開に道を開いた。

この記事は有料記事です。

残り819文字(全文1150文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集