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富士山

同時噴火の痕跡 1000年前、最低2カ所で 溶岩の磁気データ一致

富士山周辺の溶岩に打ち込まれた「地磁気」の計測機器=馬場章研究員提供

 山梨県富士山科学研究所が富士山の噴火で流れ出た溶岩に残る古い磁気(古地磁気)から年代を測定したところ、平安時代の西暦1015年ごろ、山腹の南側と北側の少なくとも2カ所で同時期に噴火していた可能性があることが分かった。磁気を用いた火山研究の歴史は浅いが、進展により同時多発的な噴火の実態が明確になってくれば、単一噴火を前提にした現状の防災計画のあり方に一石を投じそうだ。

 これまでの各種の研究によって、富士山は過去2200年で42回噴火したことが分かっている。数十年間隔で噴火した時代もあったとされるが、古文書や地質調査などを手掛かりにした「推定」で、年代の特定に至っていない噴火も多い。

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