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【ソウル米村耕一】韓国の大統領選で当選した革新系の「共に民主党」の文在寅氏(64)は10日午前、中央選挙管理委員会の当選人決定と同時に大統領に就任した。文氏は正午過ぎ、国会で就任宣誓した。午後2時半から青瓦台(大統領府)で首相や大統領秘書室長などの人事を発表する。韓国メディアは首相に知日派の李洛淵全羅南道知事(64)が内定したと伝えている。
文氏は就任宣誓の直後に国民に向けた演説を行い、「今日が国民統合が始まった日として歴史に記録されるだろう」と述べた。また、早期に米国、中国、日本を訪問する意向を表明し「条件が整えば平壌にも行く」と訪朝の意思も示した。「終末高高度防衛(THAAD)ミサイル」配備問題では「米中と真摯(しんし)に交渉する」と、改めて運用には慎重な姿勢を示した。
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