赤ちゃんポスト10年

病院「これからも出自より命優先」

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赤ちゃんポストの開設から10年を前に記者会見する蓮田太二・慈恵病院理事長=熊本市西区の慈恵病院で2017年5月9日午後1時34分、清水晃平撮影
赤ちゃんポストの開設から10年を前に記者会見する蓮田太二・慈恵病院理事長=熊本市西区の慈恵病院で2017年5月9日午後1時34分、清水晃平撮影

 親が育てられない子供を匿名で預かる「赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりかご)」を開設し10日で10年を迎える慈恵病院(熊本市西区)の蓮田太二理事長は9日、記者会見し「赤ちゃんの命を守る点で一定の役割を果たせた」と評価した。匿名により子供の出自を知る権利が失われているとの批判もあるが「出自より命を優先すべきだ」と見直す考えがないことを強調した。

 2016年3月までに125人が預けられているが、同席した蓮田健副院長は「件数が少なくなってきている。10年がたち、ゆりかごの存在が忘れられている。地理的問題もある」と述べた。

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