メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

Topics

村上春樹さん「翻訳」トークイベント 世界を切り取る視線学び エゴを殺してコンパクトに

 作家の村上春樹さんが4月下旬、東京都内で開かれたトークイベントに登場した。「本当の翻訳の話をしよう」と題し、創作の傍ら熱心に取り組んできた翻訳にかける思いを約2時間にわたり披露した。しばしばジョークを飛ばし、聴衆から笑いが湧き起こるなど、終始和やかな雰囲気だった。

   ■  ■

 初めに村上さんが講演に立った。デビュー後間もない1981年以来、米文学を中心に70冊以上の翻訳書を刊行してきた。「なぜ、こんなにたくさん翻訳をするのか」という問いを自ら発し、「お金のためではない。僕にとっては趣味の領域で、翻訳は仕事だとは考えていない」と述べた。

 また「翻訳を本格的に学んだことは一度もない。学業とは別に、高校時代から英語の本を読んできた。小説に関しても、書き方を誰に教わったわけでもなく、自己流で、書くスキルが自然に身に着いてしまった。小説と翻訳は僕にとって形成のプロセスが似ている」と、創作との共通性を語った。

この記事は有料記事です。

残り990文字(全文1396文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ゾウの死骸に大量のプラごみ タイ当局解剖、消化器官に詰まり出血か

  2. 姫路の24歳女性刺殺 容疑で36歳知人男性逮捕 生前に暴力、警察に相談

  3. 首相を不祥事から守れば出世できるのか 太田主計局長の財務次官内定で感じた「既視感」

  4. なぜ首相は「痛感」した責任を取らない? 安倍流処世術、軽さの原点

  5. 「新しい県政を、の思いにしっかりと応える」 三反園氏破り鹿児島知事選に当選の塩田氏

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです