ダニ脳炎

注意呼び掛け 札幌の野生動物、1割感染 北大の研究チーム調査

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 札幌市内に生息するアライグマやネズミなどの野生動物を北海道大の研究チームが調査したところ、約1割が「ダニ媒介性脳炎」のウイルスに感染していたことが分かった。北海道内で感染した40代の男性が昨年8月に国内で初めて死亡したが、ウイルスを保有するダニが市内の山林に広く分布していることが判明した。市保健所は「半袖などの軽装で野山に入らないで」と注意を呼び掛けている。

 国内での人への感染が確認されたのは死亡した男性を含めて2例だけで、これまで研究は進んでいなかった。死亡事例を受け、北大大学院の好井健太朗准教授(ウイルス学)らのチームは今年、市内の山林で捕獲した野生動物84匹の血液を検査。12%に当たる10匹で感染を示すウイルス抗体が確認された。

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