DeNA
休止のキュレーション事業 営業損失28億円
毎日新聞
2017/5/11 22:01(最終更新 5/11 22:45)
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IT大手ディー・エヌ・エー(DeNA)が11日発表した2017年3月期連結決算は売上高1438億円(前期比0.1%増)、最終(当期)利益は、前期から2.7倍の308億円に増えた。ずさんな運営が批判され、昨年12月から公開を停止しているキュレーション(まとめサイト)事業は28億円の営業損失だった。
キュレーション事業の再開か撤退を決めなければ、今後も赤字は続く。だが、守安功社長は、この日もファッション情報サイト「MERY(メリー)」など、公開が中止されている10サイトの取り扱いやキュレーション事業の見通しについて明らかにしなかった。
「(赤字が続く今のまま)長引くのも問題があるが、あれだけの事態を引き起こしたのだから、自信を持てないと再開は難しい」。この日、東京都渋谷区のDeNA本社で開かれた決算会見で、出席者から事業の今後を問われた守安社長は「めどはまだ言えない」と述べるにとどめた。南場智子会長も「時間をかけて取り組む」と明言した。
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