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移住半世紀 日本人の心今も

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 地球上で日本の反対に位置するアルゼンチン。南北に3500キロ以上、面積は日本の7・5倍。人口約4300万人のこの国で、日本人移住者とその子孫約2万3000人が暮らす。移民というと戦前や戦後まもなくのイメージを持っていたが、1960年代以降にも2000人以上が移住している。移住地として1区画が10ヘクタール(東京ドーム約2個分)ほどの土地が用意された地区もあり大規模な営農に憧れた人々がそこを目指した。

 首都ブエノスアイレスから西へ900キロ。アンデス移住地への入植者の一人は「少し耕すと塩の層が出てきて苗が植えられない。やっと育ったころにひょうや霜で作物が駄目になるのが7年続いた。借金して次の年の苗を買っていた」と話した。イグアスの滝近くのジャングルに設置された移住地に入った人は、大人3人で抱えるほどの太さの木を、おのとのこぎりだけで切り倒して開墾したという。

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