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長寿リスク社会

特養ホーム調査から/下 カネが広げる介護不安

千葉市の特別養護老人ホーム・サンライズビラで自己負担が倍以上になり、いったん退所した女性に話しかける生活相談員の榎本達也さん=千葉市若葉区で、斎藤義彦撮影

 <くらしナビ ライフスタイル>

 「なぜ負担が倍になるのか」。千葉市の特別養護老人ホーム・サンライズビラの相談員、榎本達也さん(47)は首をかしげる。入所中の女性(76)は昨年8月、月約7万5000円の自己負担が一気に月約15万8000円に膨れ上がった。「ユニット型」と呼ばれる個室を利用していたが「決して金持ちではなく、中の上程度」の家庭だ。昨年8月、国は、食費、居住費の軽減措置を変更。遺族・障害年金を初めて条件に加え、他の所得と合わせて一定額を超えると軽減措置が縮小されるようになった。女性の場合、社会人の孫が住居を自宅に戻した影響もあり、軽減措置がなくなり負担が急増した。家族は仕事で介護できない。

 相談を受けた施設は女性をいったん退所させ、他の待機者を飛び越し4人部屋に再入所させた。負担は約11…

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