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ストーリー

「イクメン」の言葉なくしたい(その2止) イクメンは当然だ

男性の育児について意見交換する「パパの育児応援塾」交流会の参加者たち=東京都渋谷区で

 

 ◆「反面教師」に学ぶカリスマ

笑う父親増やそう

 おやじが嫌いだった。

 2011年7月23日、父幸典(ゆきのり)さんが82歳で逝った時も「悲しむより安堵(あんど)の方が強かった。一度も泣かなかった」。NPO法人「ファザーリング・ジャパン」(FJ)代表理事の安藤哲也さん(54)は振り返る。

 父は東京都内の造幣局に勤める公務員だった。母光子さん(85)は専業主婦。5歳上の兄とともに、父の職場近くにある2DKの官舎で育った。きちょうめんな父は毎日決まった時間に出勤し、決まった時間に帰る。食事の味付けや部屋の片付けに文句を言ったり「誰が食わせてやっているんだ」と怒鳴りちらしたりすることもあった。

 「お袋と兄貴と僕は、おやじの機嫌を損ねないよう、びくびくしながら過ごしていた記憶しかない。中学のころ、お袋に『どうしてこんな男と結婚したの』と聞いたら『まじめそうだったから』と言うんです」

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