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今どきの歴史

城久遺跡群(鹿児島県喜界町) 考古と文献、幸福な連携

サンゴ石灰岩を敷き詰めた遺構。長さ約50メートル、幅2~4メートル。ぬかるみを回避するための「道路」か=城久遺跡群・前畑遺跡で2007年撮影

 城久(ぐすく)遺跡群(鹿児島県喜界町)の調査開始(2002年)から15年がたった。九州の南約380キロ、奄美大島の東に浮かぶ小さな島の遺跡ながら、これまでの発掘と研究成果は古代日本国家の版図を広げ、琉球史像をひっくり返した。さらには新たな研究の可能性をみせている。

 同遺跡群は喜界島中央部の高台にある8遺跡の総称で、計約13万平方メートル。9世紀から15世紀にまたがり、本土の平安から室町時代ごろにあたる。

 最初から異様な遺跡だった。九州の南に連なる琉球弧の他の島々と出土遺物が全く違う。早い段階から中国産青磁など他島にないものが存在する一方、他島が使う在地の土器がない。さらに製鉄や米・麦の栽培開始も沖縄本島より早い。

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