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時代の波にもまれる日本企業や組織を描く「変革」第11部は、04年の球界再編問題から大きく変化してきたプロ野球のパ・リーグに迫る。

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第3部 大和証券/17 女性活躍、第2段階へ

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商品について説明する溝呂木(右)。女性の活躍の場は広がっている=根岸基弘撮影
商品について説明する溝呂木(右)。女性の活躍の場は広がっている=根岸基弘撮影

 大和証券本店資産コンサルタント課課長代理、溝呂木美恵子(32)は毎朝、午前7時10分に自宅を出る。長男(4)を近くの保育園に預け、電車に飛び乗る。東京・丸の内の本店に着くのは午前8時半。既に始まっている朝会に滑り込む。午前9時に東京市場が開くと株価の推移を見極めながら客に電話をかける。「この株を買ってみませんか」。午後は取引のある企業経営者らを訪問して商品を提案。会社に戻り事務作業をしているともう午後5時半だ。溝呂木の夫は自営業。多忙なため、子どもの送り迎えは溝呂木の役割だ。慌てて荷物をまとめ、長男と小学校1年生の長女(6)のもとへと急ぐ。

 長女、長男の育児休職を連続で2年半取得したが、大和の育休期間は3年と長く「会社には言いやすかった」。でも育休中に考えたのは復職後のこと。「何か身につけておかないと怖い」。子どもの昼寝中に試験勉強をして資産運用をアドバイスするための資格を取得した。時間の制約があっても営業の最前線に立つ溝呂木。育休前よりも専門性を高めた自分自身が支えだ。

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