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3・11それから

’17春/上 仮設仲間と生きる 支えられたのは、自分 自治会長、転居は最後に

プレハブの縁側で住民と話し込む熊川勝さん(中央)。熊川さんの冗談で皆に笑みがこぼれた=福島県二本松市中ノ目の「塩沢農村広場仮設住宅」で4月26日

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 福島県浪江町請戸地区の元郵便局長、熊川勝さんは、自宅で東日本大震災の津波にのまれた。ジャンパーが浮袋代わりになって一命を取り留めたものの、妻洋子さん(当時73歳)は水の底に沈んだ。東京電力福島第1原発事故の避難指示が出されたため捜索が遅れ、警察から遺体の発見を知らされたのは2011年7月。翌月、同県二本松市の仮設住宅に入居した。毎日新聞は11年4月20日と12年3月10日の紙面で妻を捜し、慕い続ける熊川さんを紹介した。

 網の上でふくれる餅を、仲間たちと囲む。慣れない除雪に往生したこと、古いベンチを直して憩いの場にした…

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