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レオーノフ氏「青い星を守っていく」

取材に応じる元宇宙飛行士のアレクセイ・レオーノフ氏=ブリュッセルで2017年5月11日、八田浩輔撮影

ブリュッセルで講演、環境保護の重要性を訴え

 【ブリュッセル八田浩輔】1965年に人類で初めて宇宙遊泳を果たした旧ソ連の元宇宙飛行士、アレクセイ・レオーノフ氏(82)が11日、ブリュッセルで講演し、他の天体と比べた地球の特異性に触れ「この青い星のいかなる小さなものまで守っていく必要がある」と、環境保護の重要性を訴えた。

     レオーノフ氏は、国際宇宙ステーション(ISS)に米欧露の宇宙飛行士が協力しながら滞在している意義を強調し、宇宙での国際協力は「(英SF作家)アーサー・C・クラークの予測をもはるかに超えた成功」だと称賛した。また「宇宙開発は(国家間の)競争に焦点があてられるが、宇宙科学ほど(競争で)前進した技術はないはずだ」とも指摘した。一方で、有人火星探査については「メディアが騒ぐだけで時期尚早」と述べた。

     レオーノフ氏は講演終了後に毎日新聞の取材に応じ「日本人宇宙飛行士は技術レベルが高く非常に信頼できる」と語った。かつて自身が指導にあたった日本人初の宇宙飛行士、秋山豊寛さんの名を挙げ、「志望動機を書いた彼の文章は明確なビジョンを持った詩のような素晴らしい文章だった。日露の文化の違いを超えて(ロシアの航空宇宙開発の中心地である)『星の街』の人々に溶け込んでいた」と懐かしそうに振り返った。

     ソ連空軍中佐だったレオーノフ氏は65年3月、宇宙船ボスホート2号から船外に出て、史上初の宇宙遊泳を約12分行った。

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