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東日本大震災

被災少女、地域に勇気 市民集会、堂々と経験語る 市川・光円寺で安らぎと笑顔 /兵庫

渥美藍さん(中央)は、光円寺で母美紀さん(左)、後藤由美子さん(右)と語り合うことで安らぎを覚えている=兵庫県市川町で、嶋谷泰典撮影

 東日本大震災により福島県で被災し、放射線被害を逃れて市川町甘地の光円寺を頼って避難してきた17歳の少女=姫路市船津町=が、避難後4年目の生活を迎えている。心身ともに不調を感じながらも市民集会などに参加して、地元の人たちから「私らがこの子から勇気をもらっている」と歓迎されている。【嶋谷泰典】

 福島県郡山市立薫小5年だった渥美藍さんは大震災発生当時、校内にいた。揺れがどんどんひどくなってロッカーが倒れ、水槽が落ちて割れ、興奮した教師が「最後に会いたい人の名前を呼び合おう」と言うと、多くが「お母さん」と叫び、パニック状態になったという。

 その後、約60キロ離れた福島原発事故の被害が拡大し、母美紀さん(43)は疎開を考えた。ただ、同級生との別れを惜しむ藍さんの気持ちをくんで、小学校卒業までは自宅にとどまった。同県田村市に住む祖父母も体調を崩したため、12年に母の実家に引っ越した藍さんは市立中学に入学。しかし、藍さんは鼻血や下痢、心臓の痛みといった症状に悩まされた。

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