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[最新CDラジカセ聴き比べ]変わらぬ“昔ながら感”がうれしいパナソニック「RX-D47」(GetNavi web)

情報提供:GetNavi web

このところ、カセットテープのブームが再燃しているそうです。おじさんたちのノスタルジーとしての人気はもちろん、デジタルオーディオに慣れ親しんだ若年層には一周まわってオシャレなものとして映るのかもしれません。そんな話を聞くと思い出すのが“ラジカセ”。CD世代の筆者としては、CD・ラジオ・カセットの3 in 1システムであるCDラジカセが特になじみ深い存在でした。20年前ぐらいにはすっかり卒業した気でいましたが、現在はどうなっているのでしょうか。

 

CDラジカセってまだあるの?

現在、カセットテープはマクセルなどごく一部のメーカーが生産しているのみ。この状況でCDラジカセってまだあるの? と思ったら……思いのほか、いろいろなメーカーから発売されていました。しかも、各社なりの売れ筋モデルが存在しているようで。いまどきラジカセの何が人の心を惹きつけるのか? 実機を体験して確認してみることにしました。

 

「RX-D47」は、パナソニックが2016年から発売しているCDラジカセのれっきとした現行最新モデル。ちょっと驚いたのがデザインで、これが80~90年代のCDラジカセ感をそのまま保存したような楕円形のフォルム。ある意味CDラジカセの“化石”のようなたたずまいですが、これが非常にいい味を出しています。

↑「RX-D47」本体前面↑「RX-D47」本体前面

 

↑「RX-D47」本体背面↑「RX-D47」本体背面

 

曲がりなりにも最新モデルなので、最新ならではの特徴ももちろん備えています。そのひとつがAMラジオ番組がFM放送で聴ける「ワイドFM」に対応していること。90.1MHz以上の周波数帯域により、ノイズが入りにくくクリアな音質でAMラジオのチャンネルが聴けるようになります。首都圏の周波数では【90.5】のTBSラジオ、【91.6】の文化放送、【93.0】のニッポン放送などが聴けます。“電波の入りやすい方向にラジカセを向ける”というような繊細な調整をせずAMの番組を受信できるのが画期的。

↑ワイドFM対応により、FMで90.1MHz以上の帯域が受信可能に↑ワイドFM対応により、FMで90.1MHz以上の帯域が受信可能に

 

乾電池をたっぷり使って動かすところまで昔と変わってない!

本体上部のハンドルを起こして持ち運べるとか、持ち運んで使う場合は乾電池を入れて使うというあたりも昔ながらの特徴です(持ち運ばない場合は電源コードだけでOK)。USBでのバッテリー充電式が当たり前の昨今、乾電池で駆動するオーディオには新鮮さすら感じられますね。

20170517-i03 (5)

 

サイズは幅408×高さ148×奥行271mmとそこそこ存在感があり、重さは約3.2kg。さらに本体下部のフタを開け乾電池(単2形×8)を入れると総重量は約3.8kgとなります。

 

さらに、放送局や時計などの設定を本体にメモリさせるための電池は別扱いとなっており、これには単3形乾電池×4が必要になります(12個も電池を入れて使う家電製品、久しぶりに見た!)。

20170517-i03 (6)↑設定をメモリに保存するためには4本の単3乾電池が必要

 

FM放送の受信状態を高めるための伸縮式ホイップアンテナも昔のまま。ただ、ワイドFMが聴けるようになった分、ラジオ聴取の快適度は昔よりも全体的に上がっている感があります。

20170517-i03 (7)

 

カセットテープで“頭出し”ができない感覚を久しぶりに味わう

そしてお楽しみのカセットテープ。大昔に録りためたテープを今回のレビュー用に発掘してきました。

20170517-i03 (8)

 

カセットテープ再生・録音の使い勝手は昔となんら変わっていないようでひと安心です。CDのように曲単位のスキップ(頭出し)ができないのはある意味新鮮だったかも……。一応、テープを聴きながらの早送り・巻き戻しはできるので、キュルキュルキュル……という音を確認し、音が途切れるところを探して頭出しすることは可能。また、オートリバースに対応していないので、A面・B面のチェンジも都度テープを取り出して裏返します。ああ、何もかもが懐かしい。

 

「RX-D47」の上段にあるカセットプレイヤー部は、操作に使うボタンがカバーに覆われており、カバーを手前にスライドしてボタンを出す機構になっています。

20170517-i03 (9)

 

普段はカバーを閉じておきシンプルに見せられるという外観的な意味合いもありますが、“カセットテープの操作はここに集約されています”というのがわかりやすく、操作に迷わないという意味でもなかなかいい工夫だと思います。

20170517-i03 (10)↑カバーを閉めるとスッキリ見えます

 

カセット以外の操作ボタンとCDドライブは本体下部に集約。CDは電動のフロントローディング式トレイで手前から出し入れする仕組み。聴けるCDは通常の音楽CDのほかCD-R、CD-RWもOKですが、本製品ではMP3などのデータ再生には非対応。

20170517-i03 (12)↑フロントローディング式トレイを採用

 

低音しっかりめのラジカセ音質。地味だけどわかりやすいイコライザつき

本体の音質に関しては低音がしっかり効いている印象で、安物っぽさがありません。大きめの音量でも長時間ストレスなく聴けます。夜間など、低音・高音がきついと感じる場合には音質の調節も可能。液晶画面の右側にある「音質」ボタンを押すと音質を4種類に変更することができます。このとき表示される4本の横線は、高音・低音の上げ下げをグラフィックイコライザで示しておりわかりやすい。

20170517-i03 (14)

 

ちなみに、液晶画面は非常に小さい(文字が小さい)のと、バックライトがつかないので視認性はもうひとつといったところ。

 

外部入力の音を聴ける機能がちょっと裏ワザっぽい

ちなみに、かなり目立たないところに配置されているのが入出力端子です。本体背面にはヘッドホン端子(ステレオミニプラグ)のほかにマイク端子がついており、別売のマイクをつなぐことでカラオケを楽しめるようになっていますが、これは外部入力端子も兼ねたもの。ステレオミニ端子のケーブル(別売り)をつなげば、本製品を外部音楽プレイヤーやスマホのスピーカー代わりにしたり、カセットテープに録音することができます。このとき外部入力への切り替えボタンはなく、“カセットテープが入っていない状態でテープの再生ボタンを押す”という手順が必要になります。

20170517-i03 (15)↑背面の入力端子からスマホに保存した音楽を入力することも可能。ケーブルは別売

 

この操作はちょっとトリッキーですが、込み入った機能はいらないからシンプルに使いたい……というユーザーを優先した結果こうなっているとも感じられます。操作のためのボタンを増やさずに、外部入力の音を聴く手段も確保してあるという点では好感が持てました。

 

あえて“変わらない”デザインや操作性に安心

いい意味で、昔ながらのデザインや操作性が効いているCDラジカセです。本体カラーもシルバーのみで、 “野暮ったい”と感じる人もいるでしょうが、逆に“一周まわって昔ながらの感じが良い”というのが本製品ならではでしょう。ワイドFMにも対応した最新モデルながら、ボタンや端子類を極力増やさずシンプルにまとめた作りは好印象。音質も必要十分レベルで、懐かしのCDラジカセのイメージをほどよいバランスで現代に受け継いでいる製品です。また個人的には、「radiko」に慣れきっていた身としては、ラジカセで周波数をあわせラジオを聴くという行為自体がとにかく久しぶり、かつホッとする体験だったこともお伝えしておきたいと思います。

 

【SPEC】
・ワイドFM:対応
・録音機能:CD/ラジオ/外部入力→カセットテープ
・入出力端子:ヘッドホン端子、マイク端子(外部入力端子兼用)
・MP3再生:─
・乾電池駆動:単2形×8
・サイズ:W408×H148×D271mm
・重量:約3.2kg
・本体カラー:シルバー
・リモコン:─

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