共謀罪

赤狩りと同じ 「テロリスト」国家の胸一つ

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人員整理に反対して工場に立てこもり、レッドパージで検挙される労働組合員=1950年9月撮影
人員整理に反対して工場に立てこもり、レッドパージで検挙される労働組合員=1950年9月撮影

 「共謀罪」の成立要件を改めた「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案の国会審議が進む中、自らの体験をもとに廃案を訴える男性がいる。戦後最大の人権侵害とされる「レッドパージ」をめぐる全国唯一の国家賠償請求訴訟(2013年上告棄却)の原告の一人、大橋豊さん(87)=神戸市西区=で、近く最高裁に第4次再審請求を申し立てる。大橋さんは暗い時代を振り返り、「レッドパージも共謀罪も捜査対象を決めるのは国家権力だ。国は同じ過ちを繰り返すことになる」と危機感を募らせている。

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